Phytothérapie

フィトテラピーは、「Phyto(植物)」と「therapy(治療・療法)」からなる言葉で、植物の薬理効果を利用して、人が本来もっている自然治癒力を高める療法のことです。症状と目的に合わせ、ハーブティーやチンキ剤、精油、クリームなど、薬草からできた製品が処方されます。フィトテラピーで用いられるハーブティーは、薬効を目的としたもので「ティザンヌ」と呼ばれます。

元来、植物はお薬の原点です。
植物療法は、抗菌作用で感染症に対処をしたり、心の失調を癒やしたりと、古くから植物の薬効で症状と原因の両方に働きかけ体と心を本来あるべき状態に整える、現在の医療の原点となるもので、フランスでは医師や薬剤師をはじめとした医療従事者が専門課程として学ぶ学問です。

フランスが発祥のフィトテラピーですが、より美しく、より楽しく人生を謳歌するフランス人の美学に沿った日常生活の一部でもあります。フィトテラピーで用いられる薬草の専門店「Herboristerie」(エルボリストリー)はかかりつけ医のような存在で、専門のスタッフが症状や生活環境、食事、ストレスの具合など細かくカウンセリングをし、知識と理論、愛ある観察眼をもって適切な製品をマッチングをしてくれます。

毎日の生活を楽しむためには心身の健やかさが不可欠ですね。長引く頭痛や肩こり、アレルギーなどさまざまな不調や身体の変化には、それぞれに適した植物があります。また、ハーブや精油には肌のトラブルやアンチエイジングに役立つ作用など、さまざまな嬉しい要素も含まれています。今の自分に合わせたハーブを取り入れることで、心と身体のバランスを取り戻し、本来の力強さを持って美しく生きましょう。